美容室を選ぶ時、何を基準にされるでしょうか。 技術の高さ、価格、立地、スタッフの雰囲気。いろいろな要素があると思います。 でも、意外と見落とされがちなのが、「空間」そのものかもしれません。 心斎橋の喧騒から、一歩入ると。 unreveの扉を開けた瞬間、何かが少し変わります。 それは、派手な演出があるわけではありません。むしろ、静かな空間です。 でも、その静けさの中に、何か温かいものが流れている。そんな場所でありたいと、私たちは考えてきました。 光が織りなす、特別な時間 unreveには、二つの大きな窓があります。 入り口側と窓側、2面からの採光。この一風変わったビル構造が、unreveに豊かな光をもたらしています。 朝の柔らかな光、昼の明るい光、夕方の優しい光。時間によって表情を変える空間が、ここにはあります。 その光の中で、髪の色や質感を確認しながら、お客様と一緒にスタイルを考えていく。自然光だからこそ見える、本当の美しさがあります。 包まれるような、安心感 シャンプー台には、ちょっとした秘密があります。 あえて天井を低く設計し、段差も高く、フルフラットに。横になった時、天井が近くに感じられるようになっています。 広い空間が落ち着くとは限りません。時には、包まれるような感覚が、心を静めてくれることもあります。 シャンプーの時間が、安らぎのひとときになるように。そんな想いを込めた設計です。 外の風を、内に招く unreveには、テラスがあります。 吹き抜けの構造で、外の風や光を自然に感じられる空間。都会の真ん中にいながら、どこか開放的な気持ちになれる場所です。 お客様も、私たちスタッフも、この空間でリラックスしています。 窓を開ければ、心斎橋の空気が流れ込む。季節の移り変わりを、肌で感じられる美容室です。 何気ない瞬間にこそ 椅子に座った時の座り心地。鏡に映る自分の表情。スタッフが歩く足音。 そういった、何気ない瞬間の積み重ねが、実は「居心地の良さ」を作っているのかもしれません。 私たちは、技術やサービスだけでなく、こうした見えない部分も大切にしています。 20年という時間が育てたもの 心斎橋という場所で20年。 この空間には、時間が積み重なっています。何万人ものお客様がここで過ごし、何人ものスタッフがここで働き、たくさんの会話や笑顔が生まれてきました。 その歴史が、見えない形でこの空間に染み込んでいる。そんな気がします。 お客様にとっての、特別な場所 美容室は、髪を美しくする場所。それは間違いありません。 でも同時に、ホッと一息つける場所でもあり、自分と向き合える場所でもあり、明日への活力をもらえる場所でもある。 unreveという空間が、そんな場所であれば良いなと思います。 「ここに来ると、落ち着く」 お客様からそう言っていただける時、私たちは本当に嬉しく思います。 それは、技術への評価とはまた違う、空間への信頼のようなもの。unreveという場所そのものを、好きになっていただけている。 そのことが、何よりも励みになります。 心斎橋unreveという空間。 派手さはないかもしれません。でも、静かな温かさがある。 そして、お客様一人ひとりにとって、特別な時間を過ごせる場所である。 そんな空間でありたいと、これからも大切にしていきます。 心斎橋unreve