美容師という仕事は、 その人だけの物語に色をつけるような仕事なのかもしれません。
髪を扱うようでいて、 本当は、その方の人生に触れている。
技術を提供するようでいて、 本当は、その方らしさを見つけ出している。
20年という時間の中で、 私たちが学んだことがあります。
それは、「特別」というものは、 派手さの中にあるのではなく、 静かな日常の中にこそ宿るということ。
毎朝鏡を見た時に、 「なんだか、今日の私、いいかも」 そう思える瞬間。
それこそが、本当の美しさなのではないか。
心斎橋という街は、 常に新しい波が押し寄せる場所です。
流行が生まれ、消えていく。
人が集まり、散らばっていく。
そんな激しい流れの中で、 私たちは立ち続けてきました。
流行を追いかけるのではなく、 流行と対話しながら。
波に飲み込まれるのではなく、 波の本質を見極めながら。
トレンドという言葉は、 時に美容師を惑わせます。
「今、何が流行っているのか」 「次は、何が来るのか」
でも、本当に大切な問いは、 違うところにあるのかもしれません。
「この方は、何を求めているのか」 「この方らしさは、どこにあるのか」
流行りに踊らされず、 心を躍らせる。
その違いを知ることが、 美容師として成熟するということ。
お客様一人ひとりに、 それぞれの人生があります。
仕事のこと、家族のこと、 恋愛のこと、夢のこと。
そして、それぞれに、 その方だけの美しさがあります。
私たちの役割は、 その美しさを見つけ出すこと。
時には流行の技術を使いながら、 でも、決して流行に支配されずに。
「単なる行きつけの美容室以上の存在」
私たちがこの言葉を口にする時、 それは理想であると同時に、 日々の実践でもあります。
技術やサービスを超えた「何か」。 それは、言葉にするのが難しいもの。
でも、確かに存在するもの。 お客様が帰り道で感じる、 ほんのり温かい気持ち。
次にまた来たいと思える、 安心感のようなもの。
そういった目に見えないものを、 私たちは大切にしてきました。
その日限りではなく、 続く美しさ。
それは技術論だけではありません。
時間が経っても、 「やっぱりこの髪型が好き」 「自分らしくいられている」 そう感じていただけること。
それが、私たちの目指す美しさです。
心斎橋で20年。
流行の最前線にいながら、 流行に流されない。
新しいものを取り入れながら、 変わらないものを守る。
その矛盾のようなバランスを保つこと。
それが、unreveという在り方なのかもしれません。
美容師という職業を通じて、 私たちが創りたいもの。
それは、その人だけの物語です。
パーソナライズされた美しさ。
その方にしか似合わない魅力。
時間とともに深まる、本質的な輝き。
流行という波が何度押し寄せても、 色褪せることのない、 本当の美しさ。
それを、共に見つけていきたい。
そんな想いで、今日も、 お客様をお迎えしています。
unreve
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-12-8
大美建築ビル2階
電話番号:06-6245-0755
NEW
-
11.Oct.2025
-
『小さな革命が、手の...美しさを追求することと、日々の暮らしを楽にす...09.Oct.2025
-
心斎橋という秩序の中で美容師という仕事は、 その人だけの物語に色をつ...29.Sep.2025
-
『流れに立つ、という...心斎橋という街に身を置いていると、時の流れを...28.Sep.2025
-
『変わらないもの、変...心斎橋unreveが20年愛され続ける、小さな理由 ...27.Sep.2025
-
事件です。ドライヤー3...ちゃらーん。ドライヤーの価格が15万円くらいす...25.Sep.2025
-
心斎橋の美容室、unrev...鏡の向こうの、本当のあなたを見つける場所。二...24.Sep.2025
-
私たちが大切にしてい...日々の小さな発見を愛すること 私たちは、毎日...31.Aug.2025