AIと共存していく美容師の未来

query_builder 2024/01/05
ブログ

あけましておめでとうございます。


unreve(アンレーヴ)の鮫島です。


2024年もunreveをよろしくお願い申し上げます。


AI元年とも言われておりました2023年。

年を跨ぎ、 新たな1年がスタートしましたね!


それにちなんで、今回は このようなタイトルで記事を書いてみました。


「AIと共存していく美容師の未来」


私の偏見も入り混じった内容ですので、 一つの読み物としてご覧いただければ幸いです。


思うに昨今、美容室で働く美容師に求められる技術は多岐にわたりますが、AI時代においてもなお重要なのは、感性とセンスだと感じております。


AIが進化し、機械自体(プログラム)がさまざまなテクニックやスタイルを学ぶことが可能になっても、美容師の仕事はただ技術を駆使するだけではないという観点から、代替不可な部分も多々存在すると考えています。


例えば、季節によって変化する髪の質感、時間帯によって違う顔の細かな形状、施術履歴や薬剤選定、素手で触れるからこそ理解できる髪や頭皮の現在値。このように機械では認識できない情報が盛り沢山です。


また、 お客様の好みやライフスタイルに合わせた提案など、特定のデータやアルゴリズムだけでは分析しきれない要素がセンスと感性によって引き出されないことには、最終目的地(お客様の求める未来)に到底辿り着けないとも考えています。


そして、それらを叶えるために何より大切なのは 、お客様の理想のスタイルやイメージを的確に把握し、提供するということ以上に、「感謝を持って、お客様の立場に立ち、自分ごととして関わらせていただく温もりのあるコミュニケーション」ではないでしょうか。


AIが精度の高い技術を提供できる時代に、 いかにAIを駆使し、共存していくのか。


その答えは動物の中でも、人間が唯一持っていると言われている感情である「感謝の気持ち」にあるような気がしています。


機械には本当の意味での「温もり」や「感謝の心」を伝えることができないでしょう。


お正月の間、そのような事を考えつつ過ごしておりましたが、AI時代における美容師の在り方について私の考えを恐れ多くも引き続きアウトプットさせてください。


これからの美容師の在り方について考える中で、AIとの共存を図るためには、美容師に求められる新たなコミュニケーションスキルが必要だと感じています。


一つは、人工知能によってロジカルに組み立てられたものを咀嚼分解しながら分かりやすく伝達する技術です。


例えば、AIを活用して顧客様の好みや傾向を把握し、それに基づいて提案する能力が求められます。


そして、AIが持つ平均化された技術とは異なり、美容師は個々のお客様の要望や特徴を理解し、それに合わせた施術やスタイリング方法を提供する必要があります。


また、共存を目指すには美容師は時にAIの補完役としての役割を果たす場面も重要だと考えます。


それにより、AIが提案するメニューやスタイルを適切に判断し、そのお客様に合った生の提案やアドバイスを行うことで、より高い満足度を提供できるでしょう。


AIが提案するままにお客様に施術をしていては、AI時代においては金太郎飴のような面白みのない美容師が量産されるだけです。


ロジカル面はAIに、パッションの部分は生身の人間が担うことで生まれる相乗効果を高めていくことこそが2024年以降の美容師のテーマであり、新時代の生き方なのでは?と思っています。


まとめますと、

AIと美容師の共存が注目される中、美容師の役割の変化も迫られていて、故に


AIが提供する情報を上手に取り入れながら、感性とセンスを磨き、お客様にとってより良い美容体験を提供していくことが、美容師として、トレンドの渦中にある心斎橋のヘアサロンとして、今年で創業21年目を迎えるunreveとして、重要な使命だと考えています。(まだ老舗感は出したくない、、)


というわけで、

今年もカジュアルなunreveをよろしくお願いいたしまーす!


unreveオーナー 鮫島一美

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